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海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録⑫膣断端が部分離開!?

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前回公立病院の救急で膣断端血腫疑惑の判断をされたわけですが、その5日後に執刀医がフォローアップでお腹の傷と膣の傷をチェックしてくれることになりました。 救急で血液検査/尿検査と触診しかしなくて、血腫疑惑とか言いながら超音波検査もなかったし(汗)少し不安に思っていたのでありがたく執刀医に会いに行きました。 ここからちょっと怖い報告です。苦笑 苦手な人は読まないで。。。 さて、診察台(婦人科にあるやつ、何度乗ってもいい気分ではない)に乗って先生を待ちます。 救急で急に膣の中触診された時めっちゃ怖かったので、もう恐怖でしかなかったのですが、執刀医の先生は逐一今からすることを、する前にちゃんと説明してくれるのでまだマシです! 膣の中を見る前にまず、お腹の傷。 4つ傷がある中で2つはいい感じに治ってきていますが、治りが遅くなっている残りの2ヶ所の縫合糸を少し抜糸しました。 執刀医の先生の予想ですが、私の身体はこの縫合に使う糸を異物と認識して一生懸命取り除こうとしていて、その分傷の治りが遅くなっていると。 確かに4ヶ所のうち、1ヶ所は縫合糸が完全にかさぶたのように皮膚にくっついた状態で治癒していました。まあ抜歯をしてはもらうんですが、麻酔はなくチクチク取られて、内心ぎゃー!って感じでしたが耐えました。 抜歯をした後に出血している部分を硝酸銀(Silver Nitrate)がついた綿棒のような形の棒を傷に入れて止血。 酷い口内炎とかにも使うやつですね。傷の治りを早くもするそうな。 で軽くテープで止めて、なるべく絆創膏も貼らないようにと指示を得ました。 長時間貼っているので、絆創膏にもかぶれていると言われました。(救急行った時何も言われへんかったけど?) さて、問題は鮮血出血があった膣断端。 そもそも膣断端ってどこやねんって話ですけど、子宮を腹腔鏡下で取る場合、基本は子宮と卵管を切り離して、膣を通って体の外に出した後、膣の多くの部分を縫い合わせます。 これが膣断端。名前の通り切った後の端っこを縫い合わせたとこですね。 英語だとvaginal cuffとかvaginal stumpとかいうそうです。 下の方に写真貼っておきます。 さて、救急で触診しかされなかったわけですが、今回はきちんと中を目視してくださいました。 そしてわかった衝撃の事実。 小指の爪半分ほど片端が開いている。 ...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録⑪術後3週間 鮮血出血で救急に 血腫疑惑

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術後3週間経つ直前ごろから、膣から鮮血が出血し始めました。 金曜日に執刀医に連絡をしたら、翌朝土曜日に公立病院の救急(Emergency Department)に行くように指示をされました。 私立病院で手術を担当した執刀医は残念ながら週末から南島の学会へ行ってしまうらしい。。。 公立病院の婦人科医にも私が来ることを伝えておいていてくれたので、さっと見てもらえる予定だったのですが、公立病院の先生はそんな暇ではない。 朝8:20に救急へ行って、救急の先生に会えたのは結構早かったけど、婦人科に私が来ていることを連絡してもらって婦人科の先生に会えたのは13:00😖 まじでNZの公立病院は医師不足! 待つ間に血液検査と尿検査をしました。 ナースに子宮頸がん検査の時にするVaginal Swabもトイレで自分でしてくるように言われましたが、二週間ちょっと前に手術したばかりで、膣にも手術痕があるのに自分でする勇気ないと言ったら「あ、そうだよね。婦人科の先生に会ってからにしよう」って言われました。 どこに傷あるかわからんのに、自分でSwabして来いってナースも怖すぎやん。 さて、婦人科の先生に会うためにトイレ付きのオンスイート病室へ移動させられました。 そこで寝転がって待つこと30分。 やっと2人の女性婦人科医が部屋に来ました。 そこから恐怖の内診です。 まずSwab検査のために検査キットを膣に突っ込まれる。 金属っぽい感触でちょっと痛い。そして手術痕があるはずなのに結構普通にする。 痛さより恐怖で泣きました。 検査の後は、指2本で縫合箇所が開いていないかの触診。 怖くて泣いてたので、しなくてもいいよ?やめとく?と聞いてくれましたが、 鮮血出血しているのに調べてもらわなもっと怖いと思い、OKを出しました。 ゴム手袋をした手なので、Swab検査よりは痛くはない。 まず一人がゆっくり傷口を指二本でなぞります。 一人目の先生が「ちょっと右端が閉じてるか確証が持てない」とめっちゃ小さな声でもう一人の医師に告げ(怖すぎ!!)、二人目の先生が再確認していました。 二人目の先に「傷が開いているようには思わないけど、腫れのようなものはあるから抗生物質を一週間出すね。腫れから出血している可能性があるから、抗生物質も助けになると思う」と言われました。 痛み止めも追加で出してもらえるようです。 「もし...

Preparing for a Hysterectomy in New Zealand: My Experience and Tips

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Today I'm writing in English on my blog. Usually, I post in Japanese, but I felt it was important to share this story with others who might be preparing for a hysterectomy in New Zealand. In January 2025, I was diagnosed with uterine fibroids, and in May, I had a total laparoscopic hysterectomy with bilateral salpingectomy. I'm currently recovering well. When I started preparing for surgery, I found it really difficult to get practical information online. While I did receive a hospital brochure explaining the surgery itself, there was nothing about what to bring, what was useful during the stay, or what to expect. This post is for anyone looking for that kind of information.

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑩術後2週間

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子宮全摘後、2週間が経ちました。(このお菓子の話は最下部にて) もう痛み止めはほぼ使わず生活できていて、怖かったくしゃみや咳も多少チクリと響くレベル。帝王切開経験があったので、大体の痛みを予想してましたが、やっぱり腹腔鏡だと傷が小さいからか治りが早く感じます。 傷口はおへその傷から相変わらず黄色い感じの液が出るものの、出る量は減りました。 おへそ以外の三箇所は術後に貼られている絆創膏がまだくっついているので剥がしていません。これでいいのか。。。苦笑 剥がれてきたら替えてと言われたけども。 その三箇所は術後についた若干の出血班のみで、その後特に変化なしです。 下腹の傷の上側は、まだ腫れなのか?やや硬く感じる部分はあります。帝王切開痕の部分なので直るのも時間がかかりそうな予感です。 しかしながらお腹のぽっこり感はだいぶ減りました!!もう一息。 しかし前にお話ししたグンゼの下着Medicure、毎日いい仕事してます。ほんとになんでこういうのがNZにないのか。涙 帝王切開ママとかめっちゃいいと思う。 ということで宣伝> Medicure詳細 運転が術後4週間できないので、(してはいけないわけではないが、万が一事故ったら保険が降りないので4−6週間は避けるように言われている)お家にいることがほとんどで、だいぶ家の中にも飽きてきました。まあやらなきゃいけない家事はあるんですけどね。笑 なるべく動くようにということで、できる家事をして動くようにはしています。 でも1日5,000歩って結構家だけじゃ難しい。 食欲は完全復活。運動量ないのに食欲だけ復活する恐怖。苦笑 術後太ったというケースは、卵巣を取っていたらホルモンバランスの崩れで起こりうることなのだそうですが、卵巣を残している場合は基本食べ過ぎで起こることが多いのだそう。怖 ということで腹八分目を志して頑張ります。。。 ちなみに、この前恐る恐る体重を測ってみました。 まだ術後のお腹ぽっこり感はあるものの、術前より1.5kg減。取った臓器で減ったのか、筋肉が減ったのか。もうちょっとしたら軽い筋トレとか始めたい。 とか言いながら写真のお菓子にハマっていて現在葛藤中。 最近出たCalbeeさんの袋スナックHooleys。お友達に勧められて私もハマったっていう。味は日本のとんがりコーンみたいな感じ。開けたら終わる。笑 ここからは筋肉...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑨術後3日〜6日在宅勤務復帰

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  術後2日で退院して、お家での生活が始まりました。 しかし、すでに痛み止めが痛みをカバーしきれず、病院に電話。別の種類の痛み止めを足していただきました。 出していただいたのはTramadolです。少し眠くなりますが、入院中もよく効いた痛み止めでした。 おへその辺りがぎゅっとつるような痛みが術後3日目からなぜか増して、ますます猫背で、ノロノロ動いていました。傷口が腫れたりする様子はなし。 お腹は相変わらずぽっこり妊娠6ヶ月ぐらいです。 1日の体力パターンも少しわかってきました。 比較的朝の方がまだ元気で、夕方〜夜になるほど、痛みも疲れも増すことが多いです。 術後3日目、4日目はまだキッチンに立つ気力もなく、子供と夫の食事はテイクアウト食に頼りました。 子供達に作ってあげたいけどできない、やりたい事ができないのがまあまあのストレス。 部屋が汚かったら掃除機もかけたくなっちゃうし。 そんな中、日本人の友人から雑炊などの差し入れなどもいただいたり(涙) 本当にありがたい。。。。身体に沁みました。 私の食欲は戻りつつあるものの、まだ肉系を食べたいとも思えず、術後5日目までは日本食中心に過ごしました。消化に負担があるものを身体が自然と避けているんでしょうか。 ガスによる満腹感や首肩の痛みも術後4日目にきてあまり感じなくなりました。 しかし相変わらずおへそ辺りがぎゅっとなる感じで痛い。痛み止め様様です。 歩けと先生から言われたものの、結構体力の消耗が激しく感じます。 歩くためにも洗濯物を干すのを手伝おうと思いましたが、上に手を伸ばすのが辛くてギブアップしました。(お腹が痛い!) ピンチハンガーの高さなら大丈夫そうです。 あと、ずっと身体を起こしているとお腹に痛みが増すので、午後になると一回横になって休んだり。 そんな中、術後6日目になって、在宅勤務で仕事に復帰しました。早 もちろん無理をしないという約束のもとです! (一応仕事は2-4週間は休むのが普通だし、お医者さんのレターも出ている) 薬で眠くなることもあるので時短も許してもらっています。 在宅を許していただける職場環境にも本当に感謝です。 デスクワークなので時折立って家の中をのそのそ歩いたりして足を動かすようにはしています。意外と仕事をしている方が痛みのことを忘れていたり。 朗報としては術後5日目〜6日目で傷の...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑧手術翌日〜翌々日(退院!)

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  尿カテーテルの不快感とガスによる首肩の痛みに耐えた夜が明けました。 朝方、ナースの方が尿カテーテルを取ってくれました。 これだけでずいぶんスッキリした感覚です。私の膀胱はバルーンカテーテルが嫌いだったに違いない。 最初自分でトイレに行って出すのが妙な感覚です。 この後から3回ほど尿の量の計測に毎回ナースを呼ぶように言われました。 全身麻酔後にうまく出せなかったり、出せたと感じていても膀胱の中になぜか尿が残ってしまったりということがあるらしいです。 トイレの後にナースを呼び、すぐに膀胱内の水分チェック(超音波検査みたいな感じ)、尿量チェック×3回 「ゆっくりでいいから少し立ってみる?」と言われナースに手助けしてもらいながらゆっくり体を起こしました。もう24時間横になっていたので、身体は重く感じますがすごいゆっくりなら歩けそうです。 「シャワー浴びれそうなら浴びてもいいよ、でも無理はせずに」と言われ「もう?!』と思いましたが、昨晩痛みに耐えていたからか少し変な汗をかいていたので、少しスッキリしたいと思い、サッとシャワーを浴びました。(シャンプーするまでの気力はなかった) 初めてガウンを脱いでお腹を見ました。妊娠7ヶ月並みにぽっこりです。ガスがまだいっぱい入っていそうな感じ。 シャワーを浴びたら持ってきたゆったりパジャマに着替えました。 日本から送ってもらったハイウエストの下着が最高です!(この後ナースにどこで買ったん?って聞かれた)>詳細は こちら で紹介 シャワーで体を温めたのがよかったのか、すごいスッキリした気分になりました。 気分を変えて横にあった椅子に座ってフルーツとシリアルの朝食。 相変わらず量は食べれませんが、食欲は少しずつ回復しています。 ガスによる横隔膜あたりの圧痛と首の痛みは若干ましになりましたが、まだあるな。。。と感じるレベル。 ナース曰く動いた方がガスの抜けがいいから、歩けそうならお部屋の中ゆっくり歩いてねと言われました。 午前中が気分が良かったのでゆっくりテレビを見ながら、お部屋の中をのそのそ。。。 とはいえ傷とガスで痛いので、定期的に鎮痛剤を飲む。 そんなことをしていたら、急に執刀医が様子を見に部屋へ来ました。 傷のチェック、痛みの確認などを話した後、お願いしていた写真はあるのか聞くと「めっちゃあるよ!ちょっと待って」と部屋を抜...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑦手術直後とその夜

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目が覚めるとリカバリールームというエリアにいました。 ナースに無事終わってますよ〜頑張ったねー。と言われ少しホッとしますが、 身体が自分の身体じゃないように思うほど重く、ひたすら眠い。 意識が戻ったので、すぐに病室へベットごと移動をしました。 トイレもシャワーもテレビもある個室です。 目覚めたよって夫にLINEを送ろうと試みるも、携帯すら重く感じ、まず起きていられないので連絡は病院に任せました。苦笑 手術時間は2−3時間で終わったようです。 身体には点滴と尿カテーテルがまだ繋がっています。 全身麻酔から覚めるってもっとスッキリ起きれるものなのかと思ってましたが、想像を絶するだるさと眠さでした。 痛みもあったのでしょうが、麻酔も徐々に取れていく感じなのかこの時はそこまで感じませんでした。でもNetflix見る気力すらなかったです。 身を任せるまま死んだように半日眠っていたのであまり記憶がないのですが、頻繁にナースが痛み止めを持ってきてくれ、そのたびにバイタルを記録していました。 ちょっと脱水気味で血圧低いからお水は飲むようにとナースに言われました。また少し何か食べてとも言われましたが、食欲ゼロであまり食べれず。。。。意識がは少しずつはっきりしてきて、何か食べれるようになったのは術後10時間ぐらい経ってからでしょうか。 意識がはっきりするに連れて、残留ガスによる胃の圧迫感と首の痛みも感じるようになります。 夕飯は選択制でしたが、Light Mealオプションを選んで、パンプキンスープと柔らかいガーリックロールパンみたいなのが出ました。それだけじゃ足りなのでは?と判断されたのか、お給仕さんにチーズケーキを足されましたが、結局、出されるものは全部2、3口しか食べることができませんでした。 ナースに勧められて飲みやすかったのはペパーミントティー。 今まであまり機会もなく、好きじゃないと思っていたのですが、胃の圧迫感があってもスッキリ飲みやすかったです! その後も少ししか食べられず、夜中にお腹が空くので食べやすいアイスとかフルーツ&クラッカーを少しずつ持ってきてもらったりしました。 説明されていたものの、この残留ガスが意外と厄介。 痛み止めは傷の痛みとガスによる首肩の痛みは軽減してくれますが、胃の圧迫感は物理的なものなのであんまり消えないんです。。。 ガスは術後24-48時...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑦手術前日&当日

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さて、手術前日に病院入りの予定とか連絡するねと言われていましたが、ちゃんと前日の朝にテキストメッセージが病院から届きました。 ----- 病院への入りの時間 7:15am 前日は深夜12:00amまでに飲食は終える 当日朝は6:15amまで水を飲んでもいい 現時点で体調が悪い人は連絡するように ----- というシンプルなメッセージ。 ていうか入りの時間早いな!笑 日本だと多分前日入りとかなんでしょうか、そんな準備はないNZ。 夫に子供を学校へ送る前に病院に落としてもらうことにしました。 そして手術当日。 規定の時間に荷物を持って病院へ。 レセプションで名前を告げて待っているとナースが来て、一緒に手術準備エリアへ移動。 カーテンで区切られたエリアにベッドが並んでいます。 「一応尿検査で妊娠していないかチェックするね」と言われて、まずトイレへ。 「おめでとう、妊娠してないわよ笑」と結果を言われてガウンへお着替え。 ここで妊娠してるってわかった人はどうするんやろうと思いながら、着替えました。 ベッドにヒーターを入れてくれていて、ほかほかベッドでした。ありがたい! その後、少しベッドで待っていると麻酔科医が来て、諸々説明と書類のサインを行いました。 全身麻酔の説明と麻酔利用承諾書へのサイン もしも輸血が必要になった時のための輸血許可書 最後に執刀医が来て再度手術の説明や、術後に起こりうるリスクなどをきちんとお話ししてくださいました。 私が受けるのは子宮と卵管の摘出で卵巣は体内に残すものです。 また腹腔鏡下での摘出なので、お腹にガスを入れて膨らませること。それによって術後はガスによる首や肩の痛みが予想されることも説明を受けました。 術後は体内に多少なりともガスが残っている関係で、そうなるんだそうです。 また帝王切開歴が2回あるので、もし癒着がひどく腹腔鏡での手術は不可能だと判断した場合は開腹手術になる可能性があることも説明を受けました。 こればかりは祈るしかありません。。。 あと稀なケースですが周りの臓器(膀胱や直腸とか)に傷がつくこともあることも説明を受けました。「稀なケース」とは言え聞くと怖いよね。。。 また取り出した子宮は持ち帰るかどうかも聞かれました。 出産時の胎盤もいるかどうか聞かれることが普通なNZですが、マオリの方とかは持って帰って庭に苗木と植える風習があ...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑥手術準備&荷造り

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手術ができると決まってから、準備をしている間に時間が思った以上に早く過ぎました。 なんせ、病院からもらえる情報が少なすぎる。笑 ほんとに病院から何も連絡ありません。。。 自分でネットでリサーチして、必要そうなものを集める毎日。 色々調べてみて気づいたこと。 腹腔鏡の手術は帝王切開よりも傷が断然小さいので治りは早いが、その傷の位置が絶妙にズボンの腰ラインに被るという事実。 帝王切開は意外と下腹なのでズボンも履けていたのですが、腹腔鏡の手術をした方のいろんな口コミを見ると下着やズボンで苦労されている方が結構いらっしゃるようでした。 備えあれば憂いなしかな?と思い、NZにはあまりない術後ショーツを日本の楽天で購入しておきました。(その後妹が他の物も入れてNZへ発送してくれました。ありがたい) グンゼ Medicure あとはワンピ持ってるけど、手術を口実に無駄にワンピ買い足したり。笑 とりあえず今詰めているもの ゆったりとした服 携帯充電器 ストローマグ 携帯ホルダー(クリップでベッドにくっつけられそうなやつ) タオル 化粧品類 ホットカイロ 生理用品(術後の出血は少しあると聞いた) スリッパ 他何がいるんだ。。。。? これ持っていて良かったよ、みたいな情報あればコメントください🙏 色々終わったら、持って行って良かったものリストをニュージーランドで手術する方のために作ろうと思います!! ーーーー そんなことをしていたら手術2週間前ぐらいになって病院のナースから電話。 術前の血液検査と尿検査を受けてくださいとのこと。 これは指定されたラボでささっと済ませてきました。 ちょうど人生最後の生理中だったので、鉄は絶対足りてない。苦笑 「次は手術前日に時間とか説明してある詳細送るからね〜。楽な服装とか携帯の充電器準備してね」とナース言われてあっさり電話終了。 いや、前日ってどうよ?直前すぎるわ!そしてもっと有益な情報ないんか。苦笑 色々NZっぽいなと思いつつ、引き続き自分自身で備えることに。 ⑦へ続く

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑤手術費用の保険申請準備

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ニュージーランドの永住権や2年以上の就労ビザを持っている人は、NZの公的医療機関を無料もしくは低額で利用することができます。 その費用は税金でまかなわれていて、日本のような国民健康保険も存在しません。 前回、手術を受けると決めたわけですが、 公的機関で手術をする場合のデメリットが手術を待つ時間。緊急性のない手術だと1年待ちはザラにある。 年末に日本への一時帰国も予定していたので、やるなら早くやってしまいたいし、この毎月の苦痛から解放されたいという気持ちもあって、勤めている会社の福利で加入している健康保険の利用して、私立病院での手術を決めました。 ニュージーランドの民間の健康保険は、私立病院での手術費用のカバーなどをしてくれます。 公的医療機関がほぼほぼ医療費をカバーしてくれるので、民間の健康保険を利用している国民40%ほどだそうですが、待ち時間や今のニュージーランドの医療の現状を見ても、加入しておいて損はないなと感じました。 さて、専門医にあって2週間後くらいに、手術予定の市立病院から手術費用の見積もりが届きました。 入院費用を含めて$30,000ほど。(300万強です。こわー!) 手術日も5月20日と仮押さえられたようです。 病院から来た見積書を加入している保険会社へ送って事前承認(Pre Approval)をしてもらえたら、手術の手続きを始めることになります。 ドキドキしながらPre Approval申請をしました。 ちなみに私が加入しているNibさんはアプリで申請ができます。 こんな大金の申請が下りるんだろうかと、待つこと2日。 事前承認が下りましたとメールが届きました。泣 マジで良かった。。。。 保険会社から届いたPre Approval Noticeのレターを今度は私立病院へメールで送って、保険関連は手続き完了。 このあとは私が保険の免責250ドルだけ病院へ払って、残りは病院と保険会社がやりとりしてくれます。 この保険のやり取りを病院としている間に、病院から届いた入院フォームなども記入し、入院準備はスムーズに進みました。 「あとは手術1週間前くらいにナースが連絡するからね」と言われたのが4月中旬。 ここから手術までちょうど1ヶ月ぐらいです。 それまで何もないのか?と思いつつ、少しずつ入院準備を始めることにしました。 ⑥へ続く -------------...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ④専門医(Specialist)訪問

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超音波検査をして6週間ほど経った3月末にやっと公立病院の専門医(Specialist)を訪問しました。婦人科 Gynecologyの先生です。 ニュージーランドはGPの紹介状をもらって、専門医を訪問します。 ただ公立の病院はいかんせん混んでる。専門医訪問にしろ手術にしろ基本予約をとるのが大変で、緊急性のない案件は専門医に会うために軽く1ヶ月〜は待ちます。 あと、一回予約が取れたらその予約は厳守。予約変更とかなったらさらに数ヶ月待ちなので、気をつけてください。 さて、私が今回会った専門医の先生ですがNZアクセントはなく、どこかヨーロッパの国から来たような感じの先生でした。 診療部屋で超音波技師から来ている写真を見て、「なるほど。。。」という独り言。 私も隣で一緒に写真を見ていましたが、私には何が何だかわかりませんでした。 このエコー写真で解る先生とか助産師さんがすごいなと思ったり。 その後、今の症状をまず聞かれて、生理が重いことや貧血で血液検査に引っ掛かることが多いことを話した上で、自分の母も子宮筋腫持ちであることを話しました。 その後「OK」と頷いた先生は、私がニュージーランド人ではないと判断したのか、(まあ見た目もろアジアンですからね。笑)イラストなどを使いながら先生の意見をとてもわかりやすく話してくださいました。 話をまとめると: 子宮の壁に8割埋まった感じで4cmの子宮筋腫がある 子宮筋腫はできる場所によって症状が出たり出なかったりする 残念ながら子宮壁の中にできた場合は症状が出やすい 7年前の妊娠時のエコーの際には全くなかったものが、この7年で4cmになったのはまあまあハイスピードで大きくなっている 子宮の内壁にくっついているような筋腫であれば、筋腫だけ取ることもできるが、8割埋まっているので少し取りにくい 母親も子宮筋腫が複数できるタイプだと見受けられることもあり、もう家族を作る予定がないのであれば子宮をとることを勧めたい 仮に今1個筋腫をとっても、この後また複数筋腫ができてしまう可能性が高い ということでした。 やっぱそうきたか。。。 超音波検査結果を見て少し事前に調べていて、起こりうる選択肢を考えていたのであまり驚きはしませんでした。 まだ卵巣はホルモンを出す仕事をしてくれるので、卵巣は残して子宮だけを取る 腹腔鏡子宮摘出術(Laparoscopi...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ③超音波検査

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  2025年2月上旬 GPのドクターに会ってから約3週間。やっと超音波検査です。(上記イメージ図) 妊娠中に受けてから久々の超音波検査で少し緊張気味。 こんなんだったなーと思い出しながら台に寝転びました。 外からの超音波検査をまずするため、お腹にジェルを塗ってスタート。 女性のRadiologist(放射線科医)が無言でゆっくり機材をスライドさせて画面を見つめています。 「ん〜ちょっと見えにくいわね。。。膀胱(Bladder)が空っぽだと見えにくいのよ。。トイレいつ行った?」 と聞かれた私。 トイレ行ったの検査直前です。苦笑 そういえば超音波検査前にトイレは行かないでって妊婦時代言われていたの思い出しました。(既に遅し) 「しっかり診たいから経膣で検査していい?」と聞かれYesと答えました。 子宮頸がん検査のような感じではないので、痛くはなかったです。 私からは画面は見えませんが、時折画像を止めてメモを取りながら検査してくださりました。 その時私から状況を聞くこともできたのでしょうが、邪魔したくなかったので静かに検査されていました。 大体検査期間は15分くらい。意外と長く感じます。 特に検査してくれたドクターとの会話はなく、結果をGPのドクターに送っておきますと言われてその日は自宅へ戻りました。

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ②子宮頸がん検査&血液検査結果

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GPのドクターに会って4日後に、ナースに子宮頸がん検査をしてもらいました。 Cervical smear testとか言います。 私これ嫌いなんですよね。。。あの機械的なものが入ってくる感じが。 しかもちょっと痛い。 こればかりは我慢です。 ちなみにこのsmear testは国が2-3年おきにするように決めており、病気がない人でも定期的にするように言われています。 みなさんちゃんと受けましょうね! 私のGPはManage My HealthというGPや検査期間、患者の情報をまとめるアプリを利用していて、診察記録、処方記録、検査結果も全てアプリで確認できるシステムになっています。 とっても今どき。 ちなみに、一度NZの医療機関にかかるとNHI (National Health Index)という、ID的な番号が誰にでもつけられるのですが、この番号で医療記録などが全て管理されることになるので、情報は集約しやすい医療システムです。 違う病院に行っても、全国の医療機関で情報の連携が可能。 英数字:ABC1234 みたいな番号で、病院に行ったら聞かれることが多いです。 留学生や旅行者などは、初めてNZで病院にかかった際に番号がつけられます。 さて、そうこうしているうちにアプリに血液検査の結果がアップロードされました。 重要視している鉄のレベルですが Ferritin 20 ug/L. (20-200) フェリチン(貯蔵鉄)がNZが定めている適正値の下限ギリギリに入る感じでした。 鉄のレベルはいつもながら良くありません。 赤いお肉食べてる?とか聞かれますが、気にして時折食べてますし いまいち何故いつも鉄不足なのか謎です。 (何かいい情報ある方待ってます) 大丈夫?しんどくない?とか聞かれるのですが これがデフォルトで40年生きてきてるからピンときません。笑 血液関連はその他は問題なさそうでした。 血液検査を確認したGPドクターから引き続き鉄剤は飲むようにメッセージも来てました。

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ①きっかけ

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今年40歳を迎える筆者ですが、 実は来月ニュージーランドで子宮摘出の手術を受けることになりました。 海外で手術を受けるにあたって、きっと同じ境遇の人もいるに違いないと思い、ここに記録を残すことにします。