海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑦手術直後とその夜

目が覚めるとリカバリールームというエリアにいました。
ナースに無事終わってますよ〜頑張ったねー。と言われ少しホッとしますが、
身体が自分の身体じゃないように思うほど重く、ひたすら眠い。

意識が戻ったので、すぐに病室へベットごと移動をしました。
トイレもシャワーもテレビもある個室です。

目覚めたよって夫にLINEを送ろうと試みるも、携帯すら重く感じ、まず起きていられないので連絡は病院に任せました。苦笑
手術時間は2−3時間で終わったようです。
身体には点滴と尿カテーテルがまだ繋がっています。


全身麻酔から覚めるってもっとスッキリ起きれるものなのかと思ってましたが、想像を絶するだるさと眠さでした。
痛みもあったのでしょうが、麻酔も徐々に取れていく感じなのかこの時はそこまで感じませんでした。でもNetflix見る気力すらなかったです。

身を任せるまま死んだように半日眠っていたのであまり記憶がないのですが、頻繁にナースが痛み止めを持ってきてくれ、そのたびにバイタルを記録していました。

ちょっと脱水気味で血圧低いからお水は飲むようにとナースに言われました。また少し何か食べてとも言われましたが、食欲ゼロであまり食べれず。。。。意識がは少しずつはっきりしてきて、何か食べれるようになったのは術後10時間ぐらい経ってからでしょうか。


意識がはっきりするに連れて、残留ガスによる胃の圧迫感と首の痛みも感じるようになります。
夕飯は選択制でしたが、Light Mealオプションを選んで、パンプキンスープと柔らかいガーリックロールパンみたいなのが出ました。それだけじゃ足りなのでは?と判断されたのか、お給仕さんにチーズケーキを足されましたが、結局、出されるものは全部2、3口しか食べることができませんでした。

ナースに勧められて飲みやすかったのはペパーミントティー。
今まであまり機会もなく、好きじゃないと思っていたのですが、胃の圧迫感があってもスッキリ飲みやすかったです!

その後も少ししか食べられず、夜中にお腹が空くので食べやすいアイスとかフルーツ&クラッカーを少しずつ持ってきてもらったりしました。


説明されていたものの、この残留ガスが意外と厄介。
痛み止めは傷の痛みとガスによる首肩の痛みは軽減してくれますが、胃の圧迫感は物理的なものなのであんまり消えないんです。。。
ガスは術後24-48時間ぐらいで自然にか身体に吸収されて出ていくのだとか。
少しずつ起きてゆっっっくり歩いたり、ベットの上で膝を立てて左右にゆっっっくり揺れたりしてガスを動かす他なす術がなく、術後の夜はずいぶん長く感じました。


しかも尿カテーテル入れてるのに、なぜかうまく出て行かずに、トイレに行きたい感覚があって、ナースを何回も呼んだり。(その後ちゃんと出せました)
バルーンカテーテルっていうもので、膀胱に入れて膨らんでいる部位があるらしく、それが私の膀胱はあまり好きではなかった様子。
みなさん、尿が出ないと危ないので、気になったらどんどんナースに言いましょうね。

でもナースの皆さんはとっても優しくて、ガスで痛いことを伝えたらたくさんホットパック(カイロ的なやつ)を持ってきてくれたり、頼む前に飲み物入れ替えてくれたり、痛み止めいるか聞きにきてくれたり、シーツを変えてくれたり。

小刻みにしか寝ることができない長い夜でしたけど、ナースの皆さんのおかげでなんとか朝を迎えられたように思います。

⑧へ続く





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