海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録 ⑦手術前日&当日
さて、手術前日に病院入りの予定とか連絡するねと言われていましたが、ちゃんと前日の朝にテキストメッセージが病院から届きました。
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病院への入りの時間 7:15am
前日は深夜12:00amまでに飲食は終える
当日朝は6:15amまで水を飲んでもいい
現時点で体調が悪い人は連絡するように
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というシンプルなメッセージ。
ていうか入りの時間早いな!笑
日本だと多分前日入りとかなんでしょうか、そんな準備はないNZ。
夫に子供を学校へ送る前に病院に落としてもらうことにしました。
そして手術当日。
規定の時間に荷物を持って病院へ。
レセプションで名前を告げて待っているとナースが来て、一緒に手術準備エリアへ移動。
カーテンで区切られたエリアにベッドが並んでいます。
「一応尿検査で妊娠していないかチェックするね」と言われて、まずトイレへ。
「おめでとう、妊娠してないわよ笑」と結果を言われてガウンへお着替え。
ここで妊娠してるってわかった人はどうするんやろうと思いながら、着替えました。
ベッドにヒーターを入れてくれていて、ほかほかベッドでした。ありがたい!
その後、少しベッドで待っていると麻酔科医が来て、諸々説明と書類のサインを行いました。
全身麻酔の説明と麻酔利用承諾書へのサイン
もしも輸血が必要になった時のための輸血許可書
最後に執刀医が来て再度手術の説明や、術後に起こりうるリスクなどをきちんとお話ししてくださいました。
私が受けるのは子宮と卵管の摘出で卵巣は体内に残すものです。
また腹腔鏡下での摘出なので、お腹にガスを入れて膨らませること。それによって術後はガスによる首や肩の痛みが予想されることも説明を受けました。
術後は体内に多少なりともガスが残っている関係で、そうなるんだそうです。
また帝王切開歴が2回あるので、もし癒着がひどく腹腔鏡での手術は不可能だと判断した場合は開腹手術になる可能性があることも説明を受けました。
こればかりは祈るしかありません。。。
あと稀なケースですが周りの臓器(膀胱や直腸とか)に傷がつくこともあることも説明を受けました。「稀なケース」とは言え聞くと怖いよね。。。
また取り出した子宮は持ち帰るかどうかも聞かれました。
出産時の胎盤もいるかどうか聞かれることが普通なNZですが、マオリの方とかは持って帰って庭に苗木と植える風習があったりします。
子宮は持ち帰らないけど、写真を撮っていて欲しいと希望を伝えました。(私の興味本位です)
聞きたいことは全部聞いて、手術承諾書にサイン。
これで書類の準備は完了です。
「さあ、行こうか!」と言われて、
手術室(Theater)までほかほかベッドで連れて行ってもらい、そこから自分で手術室に入り手術台に乗りました。
手術室には8人以上の先生方がいらっしゃいます。
ただただ緊張する!
手術台に寝転がったら手の点滴から少し麻酔を入れると同時に、マスクをつけられました。
「Take a deep breathing」と言われ、2、3回深呼吸したところで意識が飛びました。
⑧へ続く
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