ニュージーランドのコロナウイルス事情を留学業界の観点から少し話そうと思う

今日は少し真面目な話を。

筆者は現地留学エージェントで勤務中ですが、今年3月からはコロナウイルスの影響で嵐のような数ヶ月を過ごしています。
日本で留学を楽しみにしていた留学生は沢山いました。
でもこのコロナウイルスの影響で渡航をキャンセルせざるを得ない状況に。

渡航予定だった学生の皆さん、本当に残念な気持ちだと思います。私自身も残念です。
でも生きていれば留学する機会はきっといくらでもあるはずです。
まずは健康な身体あっての留学なので、今は我慢してこの非常時が早く収束するように
一人一人ができることを頑張りましょう!



今現在のニュージーランドですが。。。
依然としてニュージーランド〜日本のニュージーランド航空直行便は運休中(7月頭から再開予定ではあるがまだ決定はしていません)
国境も閉鎖中です。(自国民や国に必要な業種の医師などの入国は可能です。)
最高規制レベル「レベル4」のロックダウン4週間を終え、今週からレベル3に引き下げられて少しずつ企業活動(飲食店のテイクアウト、その他オンラインショップなど)が再開しているものの、学校はまだ完全再開とはならず
基本的には学校は医療従事者が子供を預ける必要がある場合に利用する場所という認識で、おうち学習(オンライン)が続いています。
高校生はオンラインでもきっちり時間割なども組まれて出欠確認をとったり課題をこなしたり。
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ニュージーランドでは中学校とかのかなり早い段階でBYOD(Bring your own device)といって、各自タブレットやノートパソコンを学校へ持参しそれを使って授業や課題を行います。今や小学校でもGoogleドキュメントを使うかを学ぶ時代です。
おうち学習になってもあまり混乱もせず学生達が対応できているのも、このような背景があります。
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長期留学で年度始めの1月からNZに滞在の留学生は、皆さんホストファミリーと一緒におうち時間を過ごしながら、自宅学習中です。
運動のための散歩やランニングなどは認められているので、これを機にうまく運動不足を解消している学生もいます。

ニュージーランドは、今現在のレベル3の規制を2週間後にレベル2にすることを目標に取り組んでいます。
フライトが元どおりになるには時間がかかりそうですが、少しずつ活動再開して普通の生活に戻りたいところです。
ニュージーランドの現地校は今こちらにいる留学生のケアをしっかりしながら、国境再開を待ち望んでいます。

今はできない旅行や留学ですが、ドル安の観点から見ると非常にいい時期です!
現時点でニュージーランドドル70円を切ってますからね♪
デマかどうかはわかりませんがフライトが動き出すと、この1年は航空券が安くなり、その後高騰するという予想もあるので、国境再開してからがある意味チャンスかもしれません。

今できることは、そうなる時が早く来ることが願いつつ、渡航プランをたてながら英語を勉強してStay home!です。

追記 2020年5月15日
つい昨日の5月14日から規制がレベル2となり、カフェや美容院、大概の商業施設が再開しました。それぞれの商業施設が感染がまた拡大しないように、予防策を立てながら企業活動を再開しています。
カフェなどは入店制限をしたり、美容院はマスク着用を必須にしたり。
また学校は週明け5月18日から再開です。
まだ不安は残りますが、個々人ができることをきちんとしながら少しずつコロナウイルスに負けない生活を確立させたいですね!
早くNZ~日本直行便が復活することを願うばかり。

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