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海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録⑬|膣断端が一部開いていたと判明

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公立病院の救急で「膣断端血腫の可能性」と言われてから5日後。 執刀医がフォローアップで診察してくれることになりました。 正直、救急で超音波もなく触診のみだったことに少し不安があったので、本当にありがたかったです。 まずはお腹の傷のチェック 4つある腹部の傷のうち、2つは順調に回復。 残り2ヶ所は治りがやや遅く、縫合糸を一部抜糸することになりました。 先生いわく、私の身体が縫合糸を「異物」と認識し、排除しようとしている可能性があるとのこと。 麻酔なしでの抜糸はチクチク…内心ぎゃー!でしたが耐えました。 その後、 硝酸銀(Silver Nitrate) で止血と治癒促進処置。 さらに、絆創膏によるかぶれも指摘され、なるべく貼らないよう指示が出ました。 問題は膣断端(vaginal cuff) 膣断端とは、子宮を摘出した後に縫い閉じた膣の上部のこと。 英語では vaginal cuff / vaginal stump と呼ばれます。 今回はきちんと目視で確認してもらいました。 そして判明したこと。 小指の爪半分ほど、片側が開いている。 正直、恐怖しかありませんでした。 再縫合は不要? 幸い、大きな離開ではなく、再縫合が必要なレベルではないとの判断。 処置として: 硝酸銀による止血 治癒促進クリーム塗布 垂れ下がった溶けかけの糸をカット を行い、経過観察となりました。 先生によると、ここも身体が縫合糸を異物と認識している可能性があるとのこと。 とはいえ、どこかで縫合が弱かったのでは…と不安になる自分もいました。 帰宅後の出血と恐怖の夜 診察翌日の深夜0:30。 トイレにポタポタ落ちるレベルの出血が発生。 「傷がさらに開いた?」 1時間ほど様子を見ました。 (1時間にナプキン交換が必要なら救急へ、と言われていた) 幸い量は減少。 でも精神は休まりません。 翌朝、大量出血する夢を見たほどでした。 現在の状態 現在は暗い色の出血と、小さな塊が少量ある程度。 大量出血ではないため様子見。 執刀医にはメールで報告済みです。 膣断端離開は腹腔鏡手術で約1%前後と言われる比較的まれな合併症。 ...

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録⑫|術後3週間で鮮血出血、救急受診へ

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術後3週間が経つ直前のことでした。 突然、膣から鮮血が出始めました。 「え、これ大丈夫?」 嫌な予感しかしません。 執刀医へ連絡、救急受診の指示 金曜日に執刀医へ連絡すると、翌朝土曜日に公立病院の救急(Emergency Department)へ行くよう指示がありました。 残念ながら執刀医は週末から学会で南島へ。 公立病院の婦人科へも連絡を入れておくと言われました。 NZ公立病院の現実 朝8:20に救急へ到着。 救急医には比較的すぐ会えましたが、婦人科医に会えたのは13:00。 約4時間半待ち。 NZは本当に医師不足を感じます。 待っている間に: 血液検査 尿検査 を行いました。 Swab検査の恐怖 ナースに「Vaginal Swabを自分でしてきて」と言われました。 え、2週間ちょっと前に手術したばかりなんですが…。 膣内にも手術痕があるはずなのに、自分で入れる勇気はありません。 「婦人科医に会ってからにしよう」となりました。 正直、ちょっと怖すぎる指示でした。 婦人科医による内診 オンスイートの病室へ移動し、30分ほど待機。 2人の女性婦人科医が来ました。 そこから、恐怖の内診です。 まずSwab検査。 金属の器具の感触、少しの痛み。 傷があるはずなのに普通に行われ、恐怖で涙が出ました。 続いて、指2本で縫合部分(膣断端)が開いていないか触診。 「やめてもいいよ?」と言われましたが、出血している以上、確認してもらわない方が怖い。 結果は── 明らかな縫合離開(傷の開き)はない。 ただし、腫れがあり、そこから出血している可能性があるとのこと。 診断:Possible Vault Hematoma 退院記録(Discharge Form)には、 Possible Vault Hematoma と記載されていました。 日本語では「膣断端血腫」と呼ばれる状態の可能性があります。 縫合部分の内部に血液が溜まり、そこから出血することがあるそうです。 処方と注意事項 抗生物質を1週間分 追加の痛み止め そして、 腹痛が強くなったら受診 ナプキンを何枚...

Hysterectomy in New Zealand: How to Prepare and What to Expect

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Preparing for a Hysterectomy in New Zealand: What I Wish I’d Known Today I'm writing in English on my blog. Usually, I post in Japanese, but I felt it was important to share this story with others who might be preparing for a hysterectomy in New Zealand. In January 2025, I was diagnosed with uterine fibroids, and in May, I had a total laparoscopic hysterectomy with bilateral salpingectomy. I'm currently recovering well. When I started preparing for surgery, I found it really difficult to get practical information online. While I did receive a hospital brochure explaining the surgery itself, there was nothing about what to bring, what was useful during the stay, or what to expect. This post is for anyone looking for that kind of information. Basic Information Hospital: Private hospital in Hawke's Bay Cost: Approx. $30,000 NZD Length of Stay: 2 nights Procedure: Total laparoscopic hysterectomy and bilateral salpingectomy

海外で子宮全摘!ニュージーランドでの手術記録⑪|術後2週間の体の変化と回復状況

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子宮全摘手術から2週間が経ちました。 少しずつ「日常」が戻ってきています。 術後2週間の痛みレベル 現在は、ほぼ痛み止めなしで生活できています。 怖かったくしゃみや咳も、チクリと響く程度。 帝王切開を経験しているのである程度予想はしていましたが、腹腔鏡手術はやはり傷が小さい分、回復が早いと感じます。 傷口の状態 おへその傷からは、まだ少量の黄色い液が出ていますが、量は減ってきました。 他の3か所の傷は、術後に貼られた絆創膏がまだしっかり付いています。 「剥がれてきたら替えてね」と言われたので様子見中。 下腹部(帝王切開痕の上あたり)は、やや硬く感じる部分があります。 癒着や内部の回復過程なのかもしれませんが、様子を見ています。 お腹のぽっこりはどうなった? 朗報です。 術後の妊娠6ヶ月並みだったぽっこりは、かなり減りました! とはいえ、まだ完全には戻っていません。 グンゼの「Medicure」ハイウエスト下着が毎日いい仕事をしてくれています。 (本当にNZでも売ってほしい…) ▶︎ Medicureの詳細はこちら 術後の運転はいつから? 術後4〜6週間は運転を避けるようにと言われています。 理由は、万が一事故を起こした場合に保険が適用されない可能性があるため。 そのため、ほぼ家の中生活。 なるべく動くように家事をしていますが、1日5,000歩はなかなか難しい。 術後の体重変化 食欲は完全復活。 運動量は少ないのに、食欲だけ戻る恐怖(笑)。 ちなみに体重は術前より1.5kg減。 摘出した臓器分なのか、筋肉が落ちたのかは不明です。 卵巣を残している場合、術後の体重増加はホルモンよりも食べ過ぎが原因であることが多いそう。 腹八分目を心がけます。 術後の楽しみ(と葛藤) 最近ハマっているのがCalbeeのHooleys。 日本のとんがりコーンみたいな味で、開けたら止まりません。 ここからは筋肉リカバリーと体重管理がテーマになりそうです。 ▶︎ ⑫ 術後3週間、思わぬトラブル発生へ ◀︎ ⑩ 退院後1週間の様子に戻る